WEB増患にはマーケティングが必要不可欠

WEB増患というと、実際に病院を経営されている皆さまはどんなイメージをお持ちでしょうか。

簡単に増患できる方法として注目されているWEB増患ですから、対策さえすればそれで増患が期待できると考えている方も多いのではないかと思います。WEB増患は他の集患・増患対策と比べると確かにコストがかからなかったり即効性が期待できるものもあったりというメリットも持っているのですが、それでもちゃんとマーケティングし効果的な対策をしなければ意味がないのはインターネット以外のツールを利用した集患・増患対策と同じです。

WEB増患を選ぶメリット

集患・増患のための対策には、色々な方法があります。広告やチラシを利用する方法や地域にお住まいの方々、つまり将来的に患者さんとなる可能性がある方々に向けて積極的にPR活動をしていくことなど、種類も手法もバリエーションに富んでおり、集患・増患コンサルタントはその中でどの集患・増患対策がクライアント様の病院にとって効果的であるかを検討していくことになります。

その中でも、弊社は特にインターネットを利用したWEB増患に特化したサービスを行っております。それは、WEBで増患していくことには他の集患・増患対策にはないメリットがあるからです。

WEB増患の最大のメリットは、そのコストパフォーマンスの良さにあります。開業前で資金にあまり余裕がない場合、また思うように集患できず経営が苦しいという場合にも、正しいWEB増患を行っていけば安いコストで充分な結果を得られるようになります。もちろんインターネット以外の媒体を利用した集患・増患対策にも効果的なものはたくさんありますが、コストが安いという点においてはWEB増患を凌ぐものはないでしょう。WEB増患は、現在集患が上手くいっていないという方、これから病院を開業するが集患・増患対策が不充分のように感じるという方にはぜひおすすめしたい方法です。

マーケティングをしっかりすることで効果的なWEB増患が可能に

WEB増患に限った話ではなく、どんな種類の集患・増患対策を行う場合でも同じなのですが、集患・増患が必要ならまずはマーケティングを行うところからスタートしなければいけません。

当然のことのようにも感じますが、実際に病院を経営している院長先生の多くが、マーケティングをしないまま集患・増患しようと考えていらっしゃいます。

病院に来てくれる患者さんを増やしていく上で、患者さんのニーズを無視することはできません。自分のニーズに応えてくれる病院だからこそ診療に行きたいと感じるのであって、他の病院となんら変わらないのであれば、これまでにも行ったことがあり馴染みのある病院を選ぶに決まっています。地域の患者さんがどんなニーズを持っているのか、どんな病院があれば嬉しいと感じているのか……こういったことをしっかり調べて、それをふまえた対策を行うことが増患を成功させる近道です。

WEB増患はコストが低いこともあり、比較的簡単にトライできる集患・増患対策ではありますが、それでも効率の良い増患を目指すならマーケティングは絶対に飛ばすことのできない工程のひとつです。

 

病院の独自性・専門性をアピールするWEB増患を

新しく病院を開業するにあたって、注意しなければいけないのが同じ地域にあり競合していくことになる既存の病院です。地域に住んでいる患者さんの数は決まっていますから、集患・増患のためには現在競合相手である病院に通院している患者さんにも自分の病院へ来てもらわなければいけません。そのためには、自分の病院にある「競合する病院にはない良さ」をアピールしていく必要があります。

WEB増患には先に開業している競合相手との差別化が必須

例えば、新しく病院を開業する地域に既に自身の病院と同じ科を持つ病院がある場合、当然ながら患者さんを取り合うことになります。新しく開業する病院の方がどうしても不利になってしまうのですが、プラスアルファの付加価値をつけることで競合相手との差別化が可能になり、長期的な集患・増患へとつなげていくことができるのです。

プラスアルファの付加価値には色々なものがありますから、ここで自身の病院の特色をしっかり出していくことが大事です。「この病院ならでは」の特色をアピールするのにも、インターネットを利用した対策は効果的です。

ホームページなどをチェックして病院のことを調べる患者さんも多いので、病院や院長先生の持つ専門性や独自性などをアピールしていくことで競合する病院との差別化を図っていくことができます。SEO対策などに関しても、競合相手にはない要素に関連するワードを使うことができればターゲットとなる患者さんの目にしっかり留まるようになるでしょう。WEB増患を行う上でも、競合相手との差別化はとても重要なポイントのひとつなのです。

WEB増患に関する戦略を見直すためのマーケティング

弊社では、病院の集患・増患に関する無料相談を行っております。ありがたいことにたくさんのクライアント様からご相談をいただいておりますが、その中でも多いのが「事前にマーケティングを行わないまま病院を新しく開業した」というケースです。

確かに、病院を開業する前には様々なタスクが山積みで、マーケティングのように多少なりとも時間のかかる集患・増患対策を講じる余裕が持ちにくいという事情もあるでしょう。ただ、現在日本は情報化社会となっており、しっかりしたマーケティングに基づく対策を行わなければ満足な集患・増患を得ることは難しくなってきています。駅の近くや大きな通り沿いなど、アクセスが良く目立つ好立地にこだわって病院を開業したとしても、それだけでは充分に集患できないのが現実なのです。

それでも独自のカラーがある病院ならまだ良いのですが、マーケティングを行っていない病院はほとんどの場合特に目立つ特徴がありません。そのため、競合する他の病院に患者さんを取られてしまっているという状況に置かれてしまっているのです。

真っ当な診療を行うちゃんとした病院であっても、残念ながらそれだけでは患者さんは集まりません。これまで利用してきた病院と変わらないのであれば、わざわざ新しい病院へ行こうという気にはなりませんよね。患者さんは、「この病院に行く必要がある」と感じられる病院を選びます。WEB増患を含め、集患・増患対策を行っているにもかかわらず充分に集患できていない場合、特色がなく行く必要性を感じてもらえない状態になっている可能性が高いといえます。

この状況を打破するためには、WEB増患戦略を立て直す必要があります。これまでアピールできていなかった病院の特色や独自性を見出し、他の病院とは違い患者さんのニーズに応えられる病院であるということを全面に出していかなければいけません。

そのためには、今からでも丁寧なマーケティングを行うことがとても大切です。マーケティングがちゃんとできていれば、より細分化された戦略を立て直すことができます。現在増患が上手くいかず悩んでいるという方には、どんな患者さんをターゲットとしているか、診療内容や設備の特色は何か……といったことを改めて見つめ直し、WEB増患対策に活かしていくことをおすすめします。

 

まとめ

WEB増患は高い効果を期待できる集患・増患対策の手法のひとつですが、それもしっかりしたマーケティングに基づいてこそのことです。どのようにWEB増患を進めていくかという戦略を立てる上でも、事前のマーケティングはとても重要な工程なのです。

本来なら病院を開業する前にマーケティングしておくのが理想ですが、既に開業していて患者さんがなかなか集まらないとお悩みの場合にも改めてマーケティングすることをおすすめします。弊社では開業前の集患・増患対策と同じく開業後の集患・増患対策についてのご相談にも対応しておりますので、ぜひお気軽に無料相談をご活用いただければと思います。