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歯医者の開業を成功させるには?広告方法も紹介


歯科医院の開業を考えられている方は、内科や外科に比べて特有の不安をお持ちだと思います。それは「歯科医院ってすでに供給過多って聞くけど本当?」という点です。

 

このコラムでは歯科医院が置かれている現状とその対策をまとめます。最後まで読んで、開業の参考にしていただければ幸いです。

 

認識しておきたい、歯科と他のクリニックの開業の際の違い

歯科医院の多さ

2016年のデータによれば日本国内で届け出を出している歯科医師は約10万人存在し、これは国民10万人に対して82人という数字です。この数字だけでは多いのか少ないのかわかりにくいと思われるでしょうが、全国のコンビニ軒数は6万軒以下と言われており、これよりも歯科医師の数は多い、と認識していただければ危機感が伝わると思います。

 

客単価が違うので一概には言いにくいですが、コンビニに比べれば歯科医院の利用者数は圧倒的に少ないのはご理解いただけることでしょう。

競争率の高さと少子高齢化による人口減少

上に書いたように、現在10万人ほど存在する歯科医師はまだ増える傾向にあります。予測値ではありますが、2030年には歯科医師の数は13万人を超えるとも言われています。歯科医院の数で見ても現在7万軒程度なのが、2030年には8万軒を超えるというデータもあり、競争は激化する一方です。

 

さらに、ネガティブな要素は人口の減少です。日本の人口のピークは2010年と言われており、2018年現在1億2,653万人の総人口は2029年には1億2,000万人を下回ると言われています。これを比率で見ると歯科医院は13~14%程度増えるのに、人口は4~5%程度減少するのですから、潜在患者数は約20%前後ダウンすると考えることができます。

保険外診療が大切

保健診療の範囲内で治療を行っていても診療報酬は決まった額しか出ませんから、患者数を大きく伸ばさない限り利益の向上は望めません。しかし歯科医院では一般の病院に比べれば保険外診療をメニューに加えやすいというメリットがあります。

 

ここまで書いてきたように歯科医院そのものが過渡競争にさらされる時代です。もちろん「地域の患者さまのためにできるだけ保険の範囲内で質の良い診療を」と考えるのは理念としては正しいかもしれませんが、競争に敗れて歯科医院が減っていけば、結局地域住民は適切な医療を受けにくくなりますから、しっかりと生き残ることも地域への貢献であると考えましょう。

 

競合の多い歯科医院を開業し成功させるには

しっかりとした差別化要素と自己資金の用意

競合との戦いに生き残るためのキーワードは、ずばり「差別化」です。

 

保健診療の範囲の中にしても外にしても、「広く何でもできます」というのはストロングポイントにはなりません。例えば「Aの診療も、Bの治療も、Cの診断も全て対応します!」というスタイルを取ったとします。しかし競合する歯科医院は無数にあるのですから、A、B、Cそれぞれに特化した技能を持っている歯科医師が近所に3人いれば、あなたのストロングポイントはゼロになってしまうのです。ですから「得意な所」「設備の優れたところ」など、しっかりと際立たせ、強みを持って開業しましょう。

 

差別化には明確なコンセプトを持ち、院内のカラーやロゴ、行動規範などまで考え抜いて、それを活かす設備を整えることが重要です。そしてそれを支えるのは、豊富な自己資金なのです。自己資金をしっかりと用意して、設備力、宣伝力で周囲の競合に対して勝ち残る、それこそ今後の歯科医院の開業における重要事項です。

計画的な広告活動

前項に書いた通り、しっかりと自己資金を用意し、設備を整えても宣伝力が無ければそれを知ってもらうことができません。開業の際に広告で効果を上げるには、リアルとネットの両面を駆使する必要があります。

 

リアルでの広告とは、主に新聞の折り込み広告、ポスティングチラシの配布、内覧会などのことを指します。開業をガイドするサイトなどを見ると開業の1週間前くらいからチラシの配布、と書いているところもありますが、これは少し遅いくらいであると言っていいでしょう。

 

「開業する」というのは「現在他の歯科医院に行っている患者を奪い取る行為」です。そして歯科の治療は、今日急に需要ができる例は少なく「そろそろ歯医者に行かなきゃ…」と思う人が「でも歯科って行きたくないな」と思いながらもしぶしぶ行く、というものです。ですから開業の1週間前に告知しても、ジャストで患者を拾えるとは限りません。一か月前くらいからチラシ攻勢をかけ、「そろそろいつもの歯科医院に行こうと思っていたけど、一か月後に新しいところができるならそっちに行ってみよう」と思わせることが重要です。

 

もちろんチラシは配布すればするだけ費用は掛かりますが、病院の建物や高価な医療機器に比べれば、その回数を2、3回増やしたところで大きな差は出ません。ですから広告は惜しみなく打つ!これこそ成功の秘訣でしょう。(ただし、あまりにしつこすぎると開業前にネガティブなイメージを植え付けてしまうので、頻度についても都度考慮すべきでしょう)

 

他院との差別化を図るには、ホームページの充実が大切

前項ではリアルの広告の重要性を強調しましたが、長いスパンで集客に役立つのはホームページによる告知です。チラシでは紙面も限られているのであまり詳しいことは書けませんが、ホームページなら物理的制限がほぼありませんから、いくらでも凝ることができます。

 

また、近年は医療機関を選定するにもネット上で情報検索してから来院するかどうかを決める人が増えています。そのためしっかりと、見やすく、医院のストロングポイントとコンセプトを示すホームページは必須です。

 

リアルの広告は基本的に開業までの集患を担いますが、ホームページは開業前から活躍し、末永く医院を支えてくれます。リアルのチラシに「詳しくは○○を検索」と掲載するためにも、一か月前にはホームページを開設しておきましょう。バンラボは、先生一人ひとりの開業スケジュールや集患目標に合わせたホームページ作成や戦略作成を続けてきました。述べ400医院のノウハウからお力になれることもあるかと思いますので、是非一度ご相談下さい。

 

まとめ

歯科医院として開業する厳しさと、それに対する策をご理解いただけたことと思います。繰り返しにはなりますが、今という時代はなんとなく開業しても生き残れるほど甘くはありません。しっかりしたコンセプトで、自己の医院のストロングポイントを明確にし、用意周到な広告を打つ、これこそが成功の秘訣と記憶していただければと思います。

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